住宅の床材っていろいろありますよね。

畳やフローリング、カーペット、

クッションフロアやビニールタイル。

コルクとかタイルや石もあります。

ご存じの通り、畳は近年は1軒によくあって1室、

全く畳の無い家も珍しくありません。

昭和の終わりころまでは、必ず2~3室はありましたね。

生活様式や住宅のプランの考え方が 変わってきて、

フローリングのお家が多くなりました。

トイレや脱衣室はビニール系も良く使われます。

人気のフローリングも大きく分けると

複合と無垢がありますね。

複合フローリングの中での

合板系は基材にLVLやMDFといった

木材を張り合わせたり、固めたりしたものを使っています。

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狂いが少なく品質が安定しています。

表面に張ってある材料も、

ホンモノの木を薄くスライスしたものから

特殊シートに木目を印刷といったものまであり、

傷に強いものやワックスレス、滑りにくいものなど

各建材メーカーさんの技術の結晶?となっています。

これに相対する無垢のフローリングですが、

この中にも種類があります。

木の種類があるのは言うまでもありませんが、

フローリングの作りに種類があります。

一枚が一本の木でできている完全ソリッドタイプ。

木目が通って美しく本当の「無垢」ですね。

曲がりや反り、縮みなどが他より発生しやすいです。

板を細かいピースにして張り合せ、

集成にしたFJLタイプや

小さな板を縦つなぎにしたUNIタイプ

などは本来は「複合」のジャンルであるべきですが、

最近は「無垢」扱いされることが多く、

境界線が「合板」か「合板ではない」になってきています。

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どちらとも長所短所がありますので、

住宅会社さんとじっくり話をするべきで、

きちっと双方の説明ができる営業マンと

話をしたいですね。

床はあと後では改修がしにくいヶ所でもあります。

壁や天井は比較的張替えなどが容易ですが、

床は一回張ってしますとなかなか大変です。

予算配分の時に

「後から替えられないところから予算を充てて行く」、

が鉄則ですので、基礎や断熱といったものも

含めて相談しましょう。

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素足で歩いて見るとよくわかります。